子どもなどに無料や安い価格で食事を提供する全国の「子ども食堂」が1万カ所を突破しました。

認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」が2018年度から調査していて、今年度=2024年度は全国で1万866カ所となりました。昨年度との比較では全ての都道府県で増え、都道府県別で見ると東京都が最も多く、1160カ所でした。
むすびえの湯浅誠理事長は「人々はつながりたいが、しがらみは嫌だ。なので、しがらみにならないつながり方を求めている。そこに子ども食堂がちょうど当てはまったと思っている」と分析しました。
増加数のトップは大阪府の181カ所で、運営者に対する食品セットの配布など助成事業の効果とみられるということです。