東京・足立区で毎年夏に開催されてきた花火大会が、猛暑対策として来年=2025年は5月末に開催されることが決まりました。

「足立の花火」は例年7月下旬に開催され、コロナ禍明けとなった2023年は過去最多のおよそ74万人が訪れていました。
しかし今年=2024年の夏は雷雨の接近により開始25分前に中止となったほか、猛暑の影響で熱中症を訴える来場者が相次いだということです。
これらの事態を受け、花火大会を主催する足立区や区観光交流協会は、熱中症や天気の急変による中止のリスクを避けるため、来年は開催時期を5月末に変更することを決めました。花火の数は例年通りおよそ1万3000発を打ち上げる予定です。
また、2026年以降の開催時期については来年の実施状況を踏まえて判断する方針です。