東京都の小池知事と23区の区長らによる来年度＝2025年度の予算編成に向けた意見交換会が東京都庁で開かれ、区長らは災害対策に向けた支援を東京都に求めました。

小池知事は23区の区長らで作る特別区長会と都庁で会合を持ち、25年度の東京都予算編成に向けて意見交換を行いました。

この中で特別区長会の吉住会長（新宿区長）は「1月に発生した能登半島地震で、自治体が開設する避難所運営の重要性が再認識された。避難所における備蓄物資の保管場所・購入に対し、必要な財政支援をお願いしたい」と要望しました。

このように、特別区長会は首都直下地震や豪雨災害などに備えるため、備蓄物資の保管場所の整備に向けて、東京都に支援を求めました。また、他にも児童相談所の設置や給食費無償化の継続のための支援を求めました。

これに対し小池知事は「これからも東京を共に支えていくパートナーとして、都区で対話を重ね、同じ認識を共有しながら、無限の可能性を秘めた東京の強み、ポテンシャルを最大限に引き出していきたい」と応じました。