立憲民主党の野田代表は日本維新の会の馬場代表と会談し、特別国会で行われる総理大臣指名選挙の決選投票で自身に投票するよう協力を要請しました。
10月30日午前10時半から行われた会談には2党の代表のほか、幹事長らが出席し、立憲民主党の野田代表が総理大臣指名選挙の決選投票で自身に投票するよう求めました。要請を受けた日本維新の会の馬場代表はこれを持ち帰りました。
馬場代表は記者団に野田代表への投票に関して「大義や具体的な政治改革案がなければくみすることはできない」と語りました。野田代表は午後、共産党の田村委員長とも会談し自分への投票を呼びかける予定です。
政府・与党は総理指名選挙を行う特別国会を11月11日に召集する見通しで、自民党と公明党は石破総理の選出に向け、与党に政策協議を呼びかける方向で調整に入るなど、多数派の形成に動き始めています。