東京都と神奈川・埼玉・千葉の3県、5つの政令指定都市でつくる「九都県市首脳会議」が千葉県で開かれ、物流業界で運転手が不足して運送が滞る、いわゆる「物流の2024年問題」の解決策が議論されました。
10月28日に開かれた会議で東京都の小池知事は、高速道路の渋滞を緩和するために有人の料金所を撤廃し、ETCへの一本化を促進することを提案しました。提案は会議で全会一致で採択され、国に対して要望することが決まりました。
小池知事は会議後、この件について「円滑な物流の確保に大きな課題がある。特に高速道路網の有効活用の推進が必要ということで提案した」と意義を強調しました。