衆議院選挙で躍進した国民民主党の玉木代表が記者会見を開き、「自民・公明両党の連立政権に参画する考えはない」と重ねて表明しました。

今回の衆院選で公示前の4倍となる28議席を獲得した国民民主党の玉木代表は、10月29日午前の会見で「とにかく政策実現に全力を傾ける。連立入りすることはない」と述べ、選挙公約に掲げた『手取りを増やす』政策の実現を政府・与党に働きかけていくと強調しました。
また、衆議院選挙で与党の議席が過半数を割り込んだことに関し「今までと同じ意思決定ルールでの政権維持は難しい。謙虚に、多様な民意に耳を傾けるべきだ」と指摘しました。
そして、自公連立政権への向き合い方については「政策ごとに良いものには協力するし、駄目なものには駄目だと言っていく」と述べ、部分連合の可能性は否定しませんでした。