早くも新年の話題です。東京・中央区にある百貨店が来年=2025年の福袋を発表しました。物価高を意識した食品のほか、相次ぐ災害などを受け、防災用品などが登場しました。
中央区にある松屋銀座が発表した来年の福袋は、生活を応援しようと食品を詰めたものが多く登場しました。米や油などが入った『食品てんこ盛り福袋』のほか、『食の福ガチャ』と題して肉や魚・米など値段にして最大4倍相当の食品が当たる福袋など、物価高騰を意識したものが目立ちました。
そして来年の福袋のもう一つのポイントがあります。アルファ米や水などの「防災備蓄品」、あるいはパエリアやかば焼きの缶詰といった珍しい「防災食」が入った福袋の登場です。今年は能登半島地震や豪雨など防災を意識する出来事が多くあったことから、備蓄できる防災用品の福袋が販売される予定だということです。
銀座松屋の担当者は「特に記録的な円安による物価高が大きく影響してわれわれも苦しいところだが、お客さまのためにという思いも非常に強い」と話しています。
松屋銀座の初売りは来年1月3日からです。