今年度上半期の新築マンション1戸当たりの平均価格は東京23区で1億1051万円となり、2年連続で最高値を更新しました。

不動産経済研究所によりますと2024年度4-9月の「上半期」の新築マンション1戸当たりの平均価格は、東京23区で前年度の同じ時期に比べて4.5%高い1億1051万円となり、2年連続で最高値を更新しました。用地の取得費や工事費の上昇が価格に反映された形です。
平均価格は2023年度に初めて1億円を超えていました。このほか、首都圏となる1都3県の新築マンションも1.5%高い7953万円で過去最高でした。
不動産経済研究所の担当者は「人手不足解消のめどは立っておらず、建築コストが高い状態が続く」と話し、今後も高値が続く可能性があると指摘しました。