有機フッ素化合物「PFAS」 横田基地から福生市、そのまま多摩川に流出か

2024.10.21(月)

10:20

アメリカ軍横田基地で発がん性などの健康被害が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」の成分を含む水が基地の外に漏れ出た恐れがある問題で、東京・福生市に流出した疑いがあることが新たに分かりました。

アメリカ軍横田基地で発がん性などの健康被害が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」の成分を含む水が基地の外に漏れ出た恐れがある問題で、東京・福生市に流出した疑いがあることが新たに分かりました。

アメリカ軍はこれまで、8月30日の豪雨で有機フッ素化合物・PFASが横田基地の施設外に流れた可能性があると発表していました。

また、防衛省は10月16日、追加情報としてPFASの成分を含む水が地下深くの雨水が流れる排水溝を通って基地の南西部にある福生市に流出した疑いがあると説明しました。流出した水はそのまま多摩川に流れ出たとみられています。

東京都と福生市は追加情報を基に、今後の対応を協議する方針です。

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