放送局などに災害情報を配信するシステムで、東京・日野市が誤って「洪水警報」として避難指示を発信していたことが分かりました。入力のミスによる誤発信とみられ、市はホームページで謝罪しています。

日野市は10月16日午前9時40分ごろ、共有システム「Lアラート」で「洪水警報のため」として避難指示を出しましたが、その後、誤りだったことを認めました。
Lアラートは自治体が出す災害情報を集約して放送局やインターネット事業者に配信するシステムです。
対象は3182世帯・6313人と発表しましたが、市によりますとこれまでに災害の事実はなく、被害の情報も確認されていないということです。
日野市の担当者は「本来外部に発信されない訓練モードで操作すべきところ、誤って操作をしてしまった。ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」とホームページ上で謝罪しています。