“自治体ブランド”東京トップの「調布市」魅力とは?

2024.10.04(金)

10:20

大手不動産会社が全国規模で調査した「街の魅力度ランキング」2024年版が発表されました。自治体別のランキングは「良いイメージがある」という回答から「悪いイメージがある」を引いて認知率を掛け合わせたもので、首都圏版では上位4つを神奈川県の自治体が占めていて、東京は5つの自治体がトップ20にランクインしています。都内で1位となった、「調布市」の魅力を取材しました。

大手不動産会社が全国規模で調査した「街の魅力度ランキング」2024年版が発表されました。自治体別のランキングは「良いイメージがある」という回答から「悪いイメージがある」を引いて認知率を掛け合わせたもので、首都圏版では上位4つを神奈川県の自治体が占めていて、東京は5つの自治体がトップ20にランクインしています。都内で1位となった、「調布市」の魅力を取材しました。

まず、調布市に住む人に街の魅力を聞いてみると「調布は全部良い。全然都会になり切っていない部分。そういうところがいい。畑があったり草が生えていたり」(80代)、「近くに大きなスーパーがあり、住んでいる場所は結構店が充実している」(30代)、「パルコができたし、スーパーがいっぱいある」(80代)、「都会と自然がいい感じにあり 新宿にも出やすい。とてもバランスが良い」(20代)などといった声が聞かれました。

調布市の中心にある調布駅は、京王線で新宿駅まで15分と都心までのアクセスも良く、現在は駅前広場の再開発も進んで、スーパーや大型デパートなど生活に必要な店が充実しています。

一方で駅から少し離れれば緑も多く、都会と田舎の魅力を併せ持っているのも調布市の特徴の一つといえそうです。

そして調布市民もお薦めする有名な観光スポットが、東日本最古の国宝が安置され、関東屈指の古い寺として知られる深大寺です。

深大寺周辺にはおよそ20軒のそばの店が軒を連ね、名物の深大寺そばを味わえます。深大寺そばで150年以上の歴史があるという元祖嶋田家のそばは、コシがあって滑らかな喉ごしで、そばの香りも楽しめます。

さらに、自治体も街の魅力を高めるためにさまざまな取り組みを進めています。調布市・産業振興課の伊藤さんは「調布には水木しげるさんが50年以上住んでいたので『水木漫画の生まれた街』として街おこしをしている」と話します。

ゲゲゲの鬼太郎の作者・水木しげるさんゆかりの地として、作品に登場するキャラクターのマンホールの設置やオブジェが並ぶ公園を整備するなど、自治体としても調布市の魅力をさらに高める取り組みに力を入れています。

 

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