石破新総裁が本格始動です。自民党の第102代総裁に石破茂氏が9月27日に選ばれ、自民党の党四役の人事も正式に決定しました。間もなく新たな内閣が発足しますが、早期解散ともいわれています。9月30日の自民党本部をドキュメントでまとめました。

午前9時24分・自民党本部前:岸田前総裁のポスターに換えて「憲法改正」に関するポスターが貼られる。
午前9時33分・自民党本部4階:選挙対策委員長室の向こう側には幹事長室・総裁室。新体制の呼び込みが始まろうとしている。廊下は報道陣が多く待ち構える。
午前10時2分:連合・芳野会長からの石破総裁にお祝いのコチョウランが届き、運び込まれる。
午前11時5分:「補正予算を組む必要はありませんか?」という堀潤キャスターの呼びかけに対し、石破総裁「はいはいはい。それはこれから」。
午後0時52分:「補正予算は組まないですか?能登半島地震などについて」という呼びかけに、小野寺元防衛相(新・政務調査会長)「この後、新総裁が会見されますのでそこで聞いていただければ」。「予算を待つ県民の皆さんに」と問うと「私も震災を経験した1人でもあるし、今回二重の被害を受けたこともあるので、一日でも早く支援をしたい」。「それでも解散?」と問いかけると「そこはすみません。新総裁の判断だと思います」。
午後0時57分:今回の“キングメーカー”ともいわれる菅義偉元首相(新・副総裁)、小泉進次郎元環境相(新・選挙対策委員長)が自民党本部入り。