来月(10月)の全面開業を前に、江東区の有明アーバンスポーツパークが報道陣に公開されました。

来月の全面開業に向けて現在、整備が進められています。今年4月からは東京オリンピックで実際に使われたスケートボード施設のほかに、ボルダリング棟や3×3コートなどが新設され、先行オープンしています。
記者:「ボルダリングのエリアでは、実際に大会で使われたホルダーを使って楽しむことが出来ます」
来月には大規模な遊具が置かれる屋外アスレチックや、カフェなどの飲食店が入るエリアも誕生する予定です。有明アーバンスポーツパークは来月12日に全面開業します。
アーバンスポーツを巡っては自治体も整備に向け動き出しています。杉並区では、かつて不燃ごみを効率的に最終処分場へ運搬するための積み替え施設だった旧杉並中継所の跡地を活用し、アーバンスポーツができる施設として整備していく検討をはじめました。
杉並区 岸本区長:「アーバンスポーツの施設は杉並区内には現在のところありません。スケートボード、BMX、スポーツクライミングインラインスケートなどを想像していただければ。来年度の早い時期に、施設整備の方向性について判断していきたいと考えています」
また葛飾区でも9月5日、スケートボード場の整備を行うことが発表されました。区内にある小菅西公園のフットサル場の隣に整備するとしていて、初心者エリアと中級者エリアを設けて、パーク競技の練習に対応できるということで、来年度中のオープンを予定しています。区民からの要望も多く、路上での騒音問題などを解決するため、スケートボード場を整備するとしています。
さらに、葛飾区にある都立水元公園にも、大会誘致を見据えた大規模なスケートボード場を整備したい考えで、現在、都と協議を続けているということです。
身近な場所で練習ができる環境が広がり、より多くの選手たちが技に磨きをかけ、世界で活躍するきっかけになることを期待したいです。