今年4月の待機児童数が都内で最も多かった世田谷区が、待機児童解消へ向け今年度中に、新たに3つの認可保育園を整備する考えを示しました。

世田谷区 保坂区長:「来年度に関して試算すると、待機児童が出てくるということで、久しぶりに3カ所認可保育園を新設しようと」
世田谷区の待機児童数は、4年前、0を達成しましたが、去年から再び増加に転じています。
区によりますと、区内の出生数は減っているものの、共働き世帯が増えたこともあり、保育園への申込者数は毎年6000人前後と高止まりしているということです。
そこで区は、待機児童解消を図るため、来年4月に向け今年度中に砧地域に2カ所、北沢地域に1カ所、保育園の分園を整備する考えです。