三鷹市は、国立天文台の移転100周年を記念したイベントを開催する方針を明らかにしました。河村市長は「三鷹の象徴を祝福していく」と意欲を示しています。

国立天文台=当時の東京天文台はかつて麻布にありましたが、天体観測の条件が良いなどの理由から、1924年9月に三鷹市大沢に移転されました。
また、天文台のなかには140年以上の歴史を持つ貴重な望遠鏡もあり、2011年には国の重要文化財に指定されています。
三鷹市は8月26日の定例会見で、移転100周年事業としてこれまでの歴史を振り返る企画展や、三鷹の街を太陽系に見立てるスタンプラリーなどを実施すると発表しました。
三鷹市 河村市長:「天文台というのは三鷹市にとって、まさに天文学の観測の最先端の地だ。この100年目を期して、三鷹の大きな象徴である天文台を一緒になって町として祝福していきたい」
記念事業は今月30日から始まり、11月末まで開催される予定です。