いよいよパリパラリンピックの開幕が近づいてきました。パラカヌー女子日本代表で東京・江東区出身の瀬立モニカ選手は、地元で最終調整を行っています。

江東区を流れる旧中川の河川敷に姿を見せたのは、瀬立モニカ選手です。江東区出身で、パリパラリンピック・カヌーカヤックシングルの女子日本代表です。リオデジャネイロ、東京、そして今回のパリと、3大会連続となる夢舞台出場を前に、8月25日、地元で最終調整を行いました。
中学生の頃からカヌーに取り組んでいた瀬立選手は高校生の時、転倒して頭と首を打ったことが原因で、腰から下の筋肉を動かすことができなくなりました。しかしその後、リハビリを兼ねてカヌーを再開。周囲のサポートも受けながらリオ大会で日本代表の座をつかみ取りました。
パラリンピックでの活躍は支えてくれた人たちへの何よりの恩返しです。リオ大会は8位、東京大会は7位と、2大会連続で入賞を果たした瀬立選手が今大会で狙うのは、パラカヌー競技での日本人初のメダルです。瀬立選手が出場するカヌーカヤックシングルは、9月6日午後5時(日本時間)に予選がスタートします。