都教委 「チャレンジサポートプラン」素案明らかに

2024.08.23(金)

10:00

都立高校で、学びの環境を充実させるために都が行う取り組み「チャレンジサポートプラン」の素案が明らかになりました。不登校を経験した生徒の居場所を拡充することなどが挙げられています。

都立高校で、学びの環境を充実させるために都が行う取り組み「チャレンジサポートプラン」の素案が明らかになりました。不登校を経験した生徒の居場所を拡充することなどが挙げられています。

都の教育委員会によりますと、都立高校に在籍する生徒の中で、小中学校で不登校を経験した児童や生徒の数が、10年連続で増加していることが分かりました。

都はこうした状況を受け、来年度から2027年度にかけ「チャレンジサポートプラン」を実施していく方針で、8月22日に案が明らかになりました。

案の中では、教室以外の居場所として「校内居場所カフェ」や仮想空間上の学習環境を設置すること、学習や家庭環境、不登校の悩みなどを相談できる体制を充実させることなどが挙げられました。

また、不登校経験者や日本語指導が必要な生徒に対する入試のあり方も検討していくということです。

案については22日から1カ月間、都民からの意見を募集したのち、10月にまとめられる予定です。

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