都営バス×はとバスコラボ 将来の夢が明確に

2024.08.21(水)

10:10

東京の街を走るシンボル都営バスと、はとバスがコラボレーションし子ども向けツアーを開催しました。参加した子どもの中には、将来の夢をより明確に感じるきっかけになった子もいたようです。

東京の街を走るシンボル都営バスと、はとバスがコラボレーションし子ども向けツアーを開催しました。参加した子どもの中には、将来の夢をより明確に感じるきっかけになった子もいたようです。

8月20日、夏休みの親子を対象に実施されたコラボツアー。75年にわたり都内をめぐる観光バスとして親しまれてきた黄色い車体に乗って向かったのが、今年で100周年を迎えた都営バスの自動車工場です。

工場では普段見ることのできないバスの点検作業の見学をはじめ、運転席を下から見上げ、ハンドルの動きがどのようにタイヤに伝わるかなどを学びました。

そして、バスに乗った状態での洗車も体験です。初めての経験に子どもたちは、食い入るように窓の外を眺めていました。

今年で100周年となる都営バスと75周年のはとバスが、長年都民に愛されてきたことへの感謝の気持ちを込めたこのツアー。子どもたちは貴重な体験を通して、新たな気づきを得たようです。

「かっこいいなと思いました。(整備士さんたちが)点検とかして、こういうバスが元気に走ってるんだなって感じです」「ちょっと驚きました。本当に将来の助けになりました。整備士になりたいです」

こどもの「体験」を後押ししようという新たなサービスが始まっています。それがこちら、「こども冒険バンク」です。

いろいろな事情から体験が不足しがちな家庭に対して、企業が無料でさまざまな体験を提供し、子どもの体験格差解消を目指すものです。サービスが利用できるのは、世帯年収が400万円以下の家庭や、ひとり親の家庭、障がい者の家庭の子どもが対象となります。

ではどんな体験ができるのか。都内の一例として、羽田空港の工場見学です。飛行機を間近で見ることができる格納庫の見学をはじめ、客室常務員のお仕事講座なども体験できます。

そして、品川区にあるミュージアムでは、タイムカプセルづくりも体験できます。そのほか新宿区にある施設では、オリジナルTシャツの製作などが楽しめます。

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