都内は20日も各地で猛暑日に迫る厳しい暑さとなりました。この暑さは野菜の生育にも影響を及ぼし、夏野菜の価格は高騰が続いています。

連日続く厳しい暑さが大きく影響しているのが、野菜の価格です。
アキダイ社長:「枝豆やトウモロコシは東北が出産地になっているが、(気象の影響で)出回りが非常に少ない」
こちらのスーパーでは平年に比べ、枝豆ときゅうりの価格は約2倍に高騰しています。また、ふだんは1本130円ほどというトウモロコシは、3割ほど値上がりしているということです。
買物客:「全般に値上がりしています。苦しいですよ。質素な暮らしですよ」「きゅうりも高くなっている。毎年の夏と比べたら全然高いし」
アキダイ社長:「高温によって生育が進んだが、ものによっては駄目になってしまったのもある。いわゆる高温障害というものの影響ですね」
農林水産省によりますと、枝豆やきゅうりなどは、この夏の強い日差しや高温で作物が枯れ、生育不良になるなどしていて、出荷量が平年を下回っていて、価格は今後も当面、平年を上回って推移する見込みだということです。
様々な野菜が高騰する一方で、スーパーアキダイの秋葉社長によりますと、キャベツやかぼちゃ、レンコンなどは最近の雨でよく育っていて、しばらくは安い値段が続く見通しだということです。