最大9連休のお盆休み、折り返しの前に8月12日、JR東海は新幹線の上りピークとなりました。今年は分散傾向にあり、先週起きた地震も影響を与えているようです。

記者:「東京駅には早くも帰省先などから戻る人の姿が多く見られています」
JR東海によりますと、東海道新幹線が8月12日上りのピークとなっています。コロナ禍前の2018年と比べて新幹線予約数は116%に増えていますが、今年のお盆のUターンラッシュは分散傾向にあるということです。
帰省先から帰る人:「(実家への帰省は)きのう行ってきょう帰ってきました。9月にちょっと長い休みを取っていて、家族で旅行に行くので、9月の方が優先になっちゃって」
この分散する傾向には、先日、起きた地震も影響を与えていそうです。
帰省先から帰る人:「地震あったのでそれを避けたい気持ちではいました。(帰省先に)居たかったですね、仕事なのでどうしようもない」「南海トラフ地震の警報が出て、ゆっくりしたいですけど、早く帰らないと何か起きた時に帰れないと困りますし、仕事に影響が出ると思ったので少し早めに帰りました」
帰る時も地震を警戒し、備えを行いながら帰省していました。
帰省先から帰る人:「あれ(南海トラフ地震臨時情報)を受けて、備えだけして、いつもより水多く持つとか食料多めに持って帰ろうかなというふうに帰りました」
一方、JR東日本によりますと、東北新幹線や北陸新幹線などでは8月12日、目立った混雑はなく、上りのピークは14日になりそうです。