葛西臨海公園が夜まで開園 普段見られない夜の魚の姿

2024.08.13(火)

10:30

夏休みの子どもたちに貴重な経験となりそうです。江戸川区の葛西臨海水族園が期間限定で夜の時間帯も開園しています。夜の水族館でしか見られない貴重な映像を中継で伝えてもらいます。

夏休みの子どもたちに貴重な経験となりそうです。江戸川区の葛西臨海水族園が期間限定で夜の時間帯も開園しています。夜の水族館でしか見られない貴重な映像を中継で伝えてもらいます。

幻想的にライトアップされた海(くらげ)の標本、見えていますでしょうか?私はいま江戸川区にある葛西臨海水族園の「ナイトラボ」からお伝えしています。

葛西臨海水族園では8月11日から通常は午後5時に閉園するところを午後8時まで営業しています。期間限定の夜の水族園では館内、かなり暗く、生き物たちのために照明をつけないようにすると、ご覧のようになにも映らないほどの暗さなんです。ただ、この暗さ、普段は見ることができない姿が見れるんです。

例えば、ハワイ沿岸で暮らす「ブルーストライプバタフライフィッシュ」という魚、普段は鮮やかな黄色なんですが、夜になるとこのように体の色が茶色っぽく変わるんです。目立たないようにして身を守るために色が変わる性質を持っているということで、その様子を間近で観察することができます。

さらに、地中海で暮らす「ロングスナウテッドラス」という少し細長いこちらの魚は、縦向きになって海草に隠れる形で夜は眠ります。こうした姿が期間限定で水族園で見ることができるんです。

さらに葛西臨海水族園がある葛西臨海公園では、夏を満喫できるアート展もこの夏休みに開かれています。4万本ものひまわりが咲くひまわり畑では、大型の彫刻作品やAIが作り出したひまわりを映し出す作品などを楽しむことができます。また、800を超えるクリスタルなどのパーツからなる蜷川実花さんの作品が展示され、解放感あふれる空間で夏空とのコラボレーションを楽しむことができます。

葛西臨海水族園でいつもとは違う姿がみれる午後8時までの開園は14日まで、葛西臨海公園のアートの展示は18日まで開催されます。

 

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