こども家庭庁は、子どもの熱中症を予防するため、子どもの顔色や汗の量などに周囲の大人が気を配るなどの注意点をまとめた専用サイトを開設しました。

関東から西の地域は8月12日も高気圧に覆われて広い範囲で気温が上昇し、都心でも12日正午すぎに35.5℃を観測し、猛暑日となりました。
子どもは身長が低いため、地面からの照り返しの影響を強く受けるほか、屋外で遊びに夢中になって体の異変に気付かないこともあります。
専用サイトでは、子どもは汗をかく機能が未熟で、体温を下げるまでに時間がかかるといった特徴や、行動を十分に把握することが大切と強調しています。また、小まめな水分補給のほか、子どもの顔色や汗の量などに保護者や周囲の大人が気を配るよう呼びかけています。
こども家庭庁によりますと、18歳未満の子どもの熱中症による救急搬送は、去年の5月から9月に合わせて1万384人に上りました。