東京・小名木川に死んだ魚1000匹以上 豪雨などによる酸欠が原因か

2024.08.05(月)

10:30

東京・江東区などを流れる小名木川で死んだ魚1000匹以上が確認されました。豪雨などによって水中に含まれる酸素量が少なくなったことが原因の可能性があるということです。

東京・江東区などを流れる小名木川で死んだ魚1000匹以上が確認されました。豪雨などによって水中に含まれる酸素量が少なくなったことが原因の可能性があるということです。

警視庁によりますと8月2日午前6時すぎ、「魚が浮いている」と通報がありました。東京都の担当者によりますと、江東区などを流れる小名木川のクローバー橋から中平井橋の区間を中心に死んだ魚1000匹以上が見つかったということです。

都が水質調査を行ったところ、毒物などは検出されませんでした。担当者によりますと豪雨によって泥が巻き上げられるなど、水中に含まれる酸素量が減ったことが原因ではないかとしています。水面には魚の死骸が多く浮かび、川からは生臭いにおいも漂いました。

川で釣りをしていた人は「あぜんとした。においも臭いしショック」、周辺に住む人は「1年中ここで釣りをしているのでよくこの状況を見るが、大体年に2、3回こういう状況が発生する」と話していました。

川の清掃作業は3日も引き続き行われるということです。

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