土用の丑の日 都内のウナギ店は大にぎわい

2024.07.25(木)

10:40

7月24日は土用の丑(うし)の日です。連日の猛暑を乗り切ろうと、ウナギ店は大勢の客でにぎわいました。この日も東京都内は午前中から気温が上がり危険な暑さとなりましたが、午後は一転して一部で雷雨となるなど、大気の状態が不安定になりました。

7月24日は土用の丑(うし)の日です。連日の猛暑を乗り切ろうと、ウナギ店は大勢の客でにぎわいました。この日も東京都内は午前中から気温が上がり危険な暑さとなりましたが、午後は一転して一部で雷雨となるなど、大気の状態が不安定になりました。

香ばしい匂いに食欲をそそられる「ウナギ」──。東京・渋谷区恵比寿で創業60年以上の老舗ウナギ店・登川では土用の丑の日を迎え、多くの人が訪れていました。店を訪れた人は「元気が出ました。もうこれで8月までもちますね」などと話し、フランスからの観光客も「よく来ます。必ず夏に1回は食べに来ます。素晴らしい。この店以外はないと思います」などと話していました。登川の小田川裕二店主は「ウナギを食べて連日の暑さを乗り切ってほしい」と話しています。

7月24日の都内は朝から気温が上昇し、午前中から35℃を上回り、6日間連続の猛暑日となりました。各地の最高気温は都心で36.0℃、青梅で36.6℃、八王子で37.2℃を観測しました。しかし午前の照り付ける日差しから一転し、午後になると多摩地域では雷が鳴って激しく雨が打ち付けるなど、大気の状態が不安定になりました。さらに大気が不安定になったことで、都心で最大瞬間風速21.1メートルを記録するなど、都内の一部で強い風が吹きました。荒川区と足立区を結ぶ日暮里・舎人ライナーは風速が走行可能な基準値を超えた影響で、午後0時半すぎから一時運転を見合わせました。他の鉄道会社やバスで振り替え輸送が行われ、運転は10分ほどで再開されましたが、約900人に影響が出たということです。

<6日連続「猛暑日」 熱中症疑いで73人搬送>

東京都内は6日連続の猛暑日となりました。東京消防庁管内では24日(午後3時まで)に10歳未満から90代の男女、合わせて73人が熱中症の疑いで救急搬送され、そのうち80代の男性2人が重症だということです。

気温が乱高下して体への負担も大きくなっていますから、寝る前にコップ1杯の水を飲む、あるいは適切に冷房を使うなどして、夜間の熱中症に十分な注意が必要です。

 

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