八王子市のスーパーで女性3人が射殺された事件から今月30日で29年になります。警視庁は7月23日、現場に残された足跡と一致するスニーカーの写真などを報道陣に公開し、事件の解決に向けて協力を呼びかけました。

29年前の1995年7月30日、八王子市大和田町にあったスーパー「ナンペイ」の事務所で 高校生を含むパートやアルバイトの女性3人が頭や顔を拳銃で撃たれて殺害されました。
警視庁は7月23日、スーパー「ナンペイ」のジオラマや現場の足跡と一致するスニーカーの写真などを報道陣に公開しました。警視庁によりますと、この足跡は26センチで、被害者が倒れていた周辺に残されていたものだということです。警視庁は事件発生からこれまでにのべ22万人以上の捜査員を投入しています。
事件に大きな進展はみられず、警視庁捜査一課の佐藤課長は、「事件が起こった頃のナンペイの周辺を写した写真やホームビデオの提供をお願いしたい」などと、事件解決に向けて、捜査への協力を呼びかけています。