杉並区の小学校で今年2月と3月に相次いで児童の水筒に異物が混入されたとみられる問題で、4月にも区立の学校で同じような問題が起きていたことが分かりました。
杉並区によりますと、今年4月、杉並区立の学校で子どもの水筒に異物が混入されたとみられる問題があったことがわかりました。子どもに健康被害は確認されていません。区は保護者の意向を尊重するとして今回の問題が起きた学校を明らかにしないとしています。
杉並区では、今年2月に杉並第九小学校で児童が学校から持ち帰った水筒に塩素系とみられる液体が混入されていたほか、3月には桃井第四小学校でも児童の水筒に異物が混入されたとみられています。区によりますと、3件全ての問題で警視庁に相談をしているということです。
杉並区は再発防止の対策として各学校に、人がいない教室や鍵がかからない教室に水筒を置かないよう周知したほか、先月までに全ての小中学校などで見回りを行い、水筒の管理状況を調査したということです。
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