江戸城の外堀で水質改善を目指す「浄化プロジェクト」を知ってもらおうと、東京都が期間限定のプロジェクションマッピングを始めました。

江戸城の外堀で水質改善を目指す「浄化プロジェクト」を知ってもらおうと、東京都が期間限定のプロジェクションマッピングを始めました。
飯田橋駅と市ケ谷駅の間にある江戸城外堀のすぐ脇「外濠(そとぼり)公園」では、プロジェクトに興味・関心を持ってもらう狙いで、プロジェクションマッピングが始まりました。
映し出されているのは水質が改善し再生した外堀のイメージで、浮世絵をモチーフとしたデジタルアニメーションで表現されています。
外堀は現在、水質はあまり良いとはいえず、水は濁っている印象です。中でも問題となっているのが、アオコと呼ばれる藻が大量発生する現象です。景観を悪くするだけでなく、腐敗して悪臭を放つことでも知られています。東京都は今後、アオコの発生しないきれいな江戸城の外堀を目指し、2030年半ばをめどに水質改善事業を進めていきます。
その第一歩となる今回のプロジェクションマッピングは6月2日まで行われます。