哲学者・井上円了の世界観をAIで味わう展覧会 釈迦やソクラテスが質問に答える

2024.05.31(金)

10:00

東洋大学の創立者で哲学者である井上円了の思想や世界観などを、AIを通して体験できる展覧会が東京・北区で始まりました。

東洋大学の創立者で哲学者である井上円了の思想や世界観などを、AIを通して体験できる展覧会が東京・北区で始まりました。

「井上円了 AIワンダーランド」と題したこの展覧会は、哲学とAIを活用した最先端技術の融合をテーマに、INIAD=東洋大学情報連携学部が企画しました。

会場の中には井上円了と世界の哲学者に質問ができるというコーナーもあり、井上円了だけでなく、釈迦やソクラテスなど5人の思想を学習したAIが来場者の質問に答えてくれるというものです。

INIAD cHUBの坂村健機構長は「釈迦のデータを全部生成AIに入れることで、釈迦ならどう答えるかを生成させている。あらゆるAIの可能性を知るためにも、この展示会を見てもらえたら面白いと思う」と話しています。

他にも「妖怪博士」ともいわれた井上円了の記述から、生成AIが創り出した幻想的な妖怪動画も展示されています。この展覧会は6月1日まで開催されます。

 

この記事が気に入ったら
「TOKYO MX」 公式
Facebookアカウントを
いいね!してね

RELATED ARTICLE関連記事