「広告宣伝車」都外ナンバーにも規制拡大

2024.03.25(月)

10:30

トラックの荷台に派手なデザインを施し、繁華街を走る「広告宣伝車」を巡り、小池知事は3月22日の定例会見で、現在は規制対象外となっている都外ナンバーの車にも、6月末から規制を適用することを明らかにしました。

トラックの荷台に派手なデザインを施し、繁華街を走る「広告宣伝車」を巡り、小池知事は3月22日の定例会見で、現在は規制対象外となっている都外ナンバーの車にも、6月末から規制を適用することを明らかにしました。

(小池知事)
「都外ナンバーの広告宣伝車が都内を走行する場合でも都の規制を適応することといたしました。」

東京都は「屋外広告物条例」でトラックの荷台などに広告を表示する車両について、映像や発光といった仕様の制限や事前のデザイン審査を義務付けていますが、現在、対象は都内ナンバー車のみとなっています。

ただ、去年行われた都の調査で、都内を走る派手な「広告宣伝車」のほとんどが都外ナンバーと判明しました。
  
こうした状況を踏まえ、小池知事は、3月22日の定例会見で現行の条例を改正し、都内を走る都外ナンバーの車にも対象を拡大する方針を示しました。

(小池知事)
「都内の繁華街で派手な、かなり派手な色の電飾などを使った数多くの都外ナンバーの広告宣伝車が走っている。景観を損ねたり交通環境を悪化させる問題が生じている」

東京都は6月30日から、対象を拡大する方針で、事業者向けの説明動画をホームページで公開するとしています。

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