中央区の築地本願寺で行われたパラ・パワーリフティング大会。世界的にも珍しい、お寺で開催されたスポーツ大会の熱戦の模様をお伝えします。
開会式で読まれたのは、選手の無事や活躍を祈ってのお経…。
今年1月に続き、12月9日に中央区の築地本願寺で行われた、障がいがある人たちによるバーベルを持ち上げる競技=パラ・パワーリフティングの全日本選手権。来年のパリ・パラリンピックにつながる世界選手権の日本代表を決める選考会の1つです。
女子41キロ級に出場した、新宿区出身の佐竹三和子。形成不全の障がいがあり、115センチの低身長症です。3回の試技を行い順位を決めるパラ・パワーリフティング。佐竹は、54キロ・57キロと続けて成功し、自己新記録をマークします。最後に挑戦した58キロは惜しくも挙げられませんでしたが、初めての挑戦となる全日本の舞台で銀メダルを獲得。場内からは大きく、そして温かい拍手が送られました。
佐竹選手:「応援のパワーっていうのをすごく感じて。第2試技まで成功することができ、本当にうれしく思っています。他の世の中の小さい人が、この競技に出会って頂けたらなと私は思っています」
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