港区で高齢者の体力向上のために行われたのは、プロジェクションマッピングや拡張現実=ARを使ったeスポーツです。普段体を動かさない高齢者も最新技術でノリノリです!
港区にあるeスポーツを体感できる施設で、楽しそうに体を動かして遊んでいるのは、高齢者です。これは港区が初めて主催したもので、eスポーツと言われるIT技術を使ったゲームなどを、高齢者らおよそ40人が体験しました。
港区は、高齢者が増えている状況を踏まえ、eスポーツを使って、体力の向上や健康増進をする取り組みを始めました。
AR=拡張現実を使ったゲームでは、参加した高齢者が画面に出てきた物を踏もうと、懸命にジャンプ!
参加者:「楽しかった!若返った」
また、壁の穴をすり抜けるゲームでは、参加者が普段とらないであろうポーズをダイナミックに表現していました。
参加者:「頭と体とチームプレイ、この3つがすごく楽しいです。友達にもeスポーツ行かない?と言ってみんな誤解されてて、私、全然そんなの興味ないとか、やれないとか。eスポーツをやってみたら、もう本当に目から鱗で素晴らしいです、満喫して帰ります」
高齢者のゲームをサポートしたのは、都内の大学に通うおよそ30人。体力向上だけではなく、若い世代との交流を深めてもらおうという狙いです。
港区 竹村課長:「運動というと抵抗のある方にも、eスポーツという気軽に楽しめる、楽しいスポーツを通じて体力の向上であったり、異世代間交流を深めていただけたらということで開催しました」
港区は、今後もeスポーツを使った高齢者の体験イベントを開いていく方針です。
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