新型コロナの5類移行により増える外国人観光客。11月28日、江東区で大規模なテロを想定した対策訓練が行われました。
江東区で実施された訓練には、東京海上保安部や警視庁などから約70人が参加しました。
最初の訓練は、外国から来たクルーズ客船から、不審な外国人の男1人がいなくなったという想定で行われました。船7隻が投入され、船で逃走した男を追跡するためドローンも使われました。また、犯人が乗った船からの発砲があったことを想定した訓練も行われました。
このほか、警察機動隊の爆発処理班による危険物の処理の訓練や、入国手続きで不審人物が暴れた際の対応を確認しました。
新型コロナの5類への移行より予想される、外国人観光客の増加。様々な場面での対策の強化が求められています。訓練を行った東京海上保安部は、「各機関ごとで連携訓練を行い、訓練でどのような支援が必要になるのか見極めていきたい」としています。





