様々な商品やサービスの流行を取り上げる情報誌「日経トレンディ」が、「今年のヒット商品」を発表しました。1位となったのは世界で大ヒットしたあのAIでした。

11月3日に発表となった「ヒット商品ベスト30」。今年は新型コロナの5類移行により様々な制限が解かれたことから、外出してエンタメを楽しむ施設が多くランクインしました。
スポーツが上位に来たのも今年の特徴で、中でも大谷翔平選手などが活躍し、日本中を大きな感動で包んだWBC=ワールドベースボールクラシック関連は10位。
また今年は記録的な猛暑が続きました。それに伴い、美容意識の高まりも相まって人気となったメンズの日傘をはじめ、スプレータイプの日焼け止めもヒットしました。
1位は、公開からわずか2か月で世界ユーザー数1億人を超えた生成AIの「ChatGPT」。企業や自治体も相次いで導入し作業効率化を図るなど、コロナ禍で進化したデジタル技術が今年のヒット1位となりました。
澤原編集長:「コロナに入ったことで、メタバースやNFTというデジタル技術を新しく自分の生活に取り込もうという機運がすごく高まった。自分の生活の中にデジタルを取り入れるハードルが下がっていた中で、衝撃的なChatGPTのサービスが登場して、人々に浸透した年になったのかなと思います」