障がいがある人もない人も一緒に楽しめるスポーツと文化のイベントが、文京区で開かれました。参加者は体験を通して、障害者を支えるさまざまな器具への印象が変わったようです。
パラリンピアンの呼び掛けで2015年に発足したプロジェクト「スポーツ・オブ・ハート」は、障がい者スポーツをもっと身近に感じてもらおうと、さまざまな体験ができるイベントです。
11月3日は青空のもと、参加した子どもたちが、障がい者アスリートが指導する車いすテニスの競技やレーサー用の車いすを体験しました。さらに、義足をつけてみた参加者の中には、これまでの義足への印象が変わったという子どももいました。
義足を体験した子ども:「景色が変わって不思議な感じがしました。(体験前の印象は?)ちょっと怖い感じ。(やってみて怖い感じは変わった?)はい」
パラリンピック陸上のメダリストでプロジェクトの発起人である廣道純さんは、体験を通して「みんな同じ」だと気づいてほしいと話します。
廣道さん:「車いすに乗れば歩けない人でも動ける、目の見えない人もガイドが就けばマラソンを走ることができることを、体験イベントで知ってもらって、みんな同じ人間なんやということを気づいてもらえたら嬉しい」
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