世界平和統一家庭連合=旧統一教会が多摩市内に研修施設の建設を計画している問題で、地元住民らによる団体が5万筆を超える反対署名を集め、多摩市長に手渡しました。

多摩市役所に10月27日午前、計画に反対する市民団体が訪れ、阿部市長に約5万5000筆の署名を手渡しました。
共同代表:「本当の理解を皆さんとともにしながら、この問題解決のためにがんばっていきたい」
多摩市内では現在、旧統一教会が研修施設を作るため、教団が取得した施設の解体工事を進めています。「施設の建設中止」を求める署名は、今年の5月から10月23日までに市内から約9000筆、市外から約4万6000筆集まったということです。
阿部市長:「教団側が誠実に誠意を持って、私たちの声にきちんと耳を傾けていただけることをお願いしたいと思っております」
市民団体は今後、リーフレットを配るなど活動を続けていくということです。