多摩地域・PFAS問題 武蔵野市 学校井戸に浄水器設置へ

2023.09.04(月)

10:30

多摩地域の水道水から有機フッ素化合物・PFASが検出されている問題で、武蔵野市は市内の学校の井戸に浄水器を設置する方針を示しました。

多摩地域の水道水から有機フッ素化合物・PFASが検出されている問題で、武蔵野市は市内の学校の井戸に浄水器を設置する方針を示しました。

武蔵野市はこれまでに、市立の小中学校18校にある災害用井戸のうち、11カ所の水質調査を行い、そのうち7カ所から、国の暫定目標値を超える濃度のPFASが確認されたということです。

この結果を踏まえ、武蔵野市は市内18校の災害用井戸について、PFASを除去する浄水器を設置する方針を示しました。このための事業費として3300万円ほどを盛り込む考えで、補正予算案として提出します。

またPFASへの対応をめぐっては、調布市も井戸水調査を開始する方針を示しました。調布市では市内の防災井戸など最大115カ所の水質調査を行う方針で、1735万円規模の補正予算案を議会に提出します。

 

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