府中市の高野市長が10月から給食費を無償化する方針を明らかにしました。府中市が行う無条件での無償化は多摩地域では初めてで、高野市長は「23区と差がない子育て環境を作りたい」と意気込んでいます。
府中市は8月31日、10月から来年3月まで市立の小中学校の全ての児童と生徒を対象に、給食費を無償化する方針を示しました。
高野市長:「無条件は本市が初だと認識している。23区中のおそらく予定では20近い区が、給食費無償化をすると聞いている。府中市としても、23区との差がないように子育てをできる環境を整えたい」
多摩地域の他の自治体としては、狛江市では第三子以降の無償化、武蔵村山市では期間限定での無償化が行われています。高野市長は「給食費無償化は市長会で国に要望しているが、先駆けとして取り組んでいきたい」と訴えています。無償化に関する補正予算案は市議会に提出される予定で、府中市の担当者は来年度以降も無償化の継続を検討する考えを示しています。
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