昭島市で惜しまれつつも閉館となり、老朽化していた「新幹線図書館」がリニューアルすることが明らかになりました。

記者:「公園にあるこちらの新幹線。近づいてみると、一部の塗装がはげているのが分かります」
昭島市内の公園に設置されている新幹線の車両は、2020年まで地元では「新幹線図書館」として親しまれてきました。この車両は1973年に製造されたもので、「ひかり」と「こだま」として活躍したのちに引退。その後、昭島市で図書館の分室として28年間使われてきましたが、市内に新たな図書館ができたことから、閉館しました。
この度、昭島市は老朽化した「新幹線図書館」をリニューアルするため、車両の塗装や屋根の設置などを行い、「新たな憩いの場」にすることを明らかにしました。
昭島市 臼井市長:「古くて壊れていく姿ではなくて、リニューアルして頑張っていこうというところが、今の世相に生かしていきたい」
事業費は6500万円ほどを見込んでいますが、「ふるさと納税」を活用して市内外からの寄付を募っていく考えです。