医療の体制強化や自殺対策などを取りまとめた、「保健医療計画」が6年ぶりに改定されるのを前に、東京都は8月7日協議会を開きました。示された内容には、医療現場でのデジタル化などが盛り込まれています。
会議で話し合われたのは、医療の体制強化や自殺対策などの6年間の計画を取りまとめた「保健医療計画」についてです。がんや脳卒中に対する都民の理解促進などのため、東京都では35年ほど前からこの計画を設けています。
6年ぶりの改定となる今回は、電子カルテの導入など医療現場でのデジタル化を進める内容が盛り込まれています。また、高齢化が進んでいるとして、医療に求める内容や量の変化に備えた体制の確保への取り組みの拡充も示されました。
東京都では今後、新型コロナの流行での経験を踏まえ、医療提供体制などについて議論を重ねる予定で、来年3月に2024年度から2030年度までの計画を示す方針です。
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