日比谷公園の整備計画について、スケジュールなどの概要が明らかになりました。中でも「野音」として親しまれる日比谷公園・大音楽堂は、2027年度末に整備が完了する予定です。
1903年に開園し、都心の憩いの場として親しまれてきた日比谷公園。バリアフリー化などを進めるため、約10年かけて整備されることが決まっています。7月5日、スケジュールなど概要が発表され、「野音」こと大音楽堂は来年10月から使用を休止し、2027年度末までに整備する予定であることが分かりました。老朽化しているため一度解体し、不足している控室を増やすなど機能の拡充を図ります。
また、耐震性が不足しているとして2016年から休館している公会堂は、2028年末までに耐震化工事やエレベーター設置などの改修が行われるということです。東京都は公園全体の整備は10年後の2033年の完了を目指していて、車いすでも通りやすいよう園内の段差をなくし通路を広くするなど、バリアフリー化を進める方針です。
日比谷公園の整備スケジュールが発表されましたが、今年9月から行われる公園中央の第2花壇周辺から順番に整備が始まり、約10年をかけて公園全体を整備するスケジュールとなっています。
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