多摩市に新たな図書館が誕生します。静かなイメージがある図書館ですが、館内は「音」にこだわり、利用者の要望を反映した周りを気にせず話せるスペースも設置されています。

記者:「1階の入口を入ると正面に階段があるのですが、そこには企画展用の本が展示されています」
思わず手にとって眺めたくなる数々の本が出迎えてくれるのは、多摩センター駅近くに7月1日開館の多摩市立中央図書館で、約45億円かけて完成しました。この新たな図書館は、「音」にこだわった作りになっています。
1階は静かな空間で読書ができますが、2階に上がると…
記者:「外光を多く取り入れた作りになっている2階は、鳥のBGMが流れ、どこでも話ができるということです」
これまで市内の図書館を利用する親子などから「館内で話がしづらい」という声が寄せられていたことを受け、鳥のさえずる声が響く2階は自由に話ができるスペースになりました。児童書のコーナーなどで子どもと話をしながら、ゆっくり本を楽しめます。
市民の新たな憩いの場となる多摩市立中央図書館は、7月1日開館です。