江東区で「食」のフェスティバルが開催されました。その中では、東京都が手がける「食の未来」を体験できます。
5月19日、東京ビッグサイトの目の前で開催されたイベントは、食の祭典。「世界に誇る東京の食を集めたミュージアム」がコンセプトで、東京を代表する飲食店が集まりました。
そんな中、東京都もブースを出店。最近、都が進める「SusHi Tech Tokyo」を全面に押し出していました。知事会見の背景でもよく見るSusHi Tech Tokyo、どういう取り組みかというと…
東京都 杉本さん:「Sustainable High City Tech Tokyo」の略で、東京が持つ技術とかアイデアを使って世界の都市に共通の課題を解決していこうという、東京都がいま発信しているブランドです」
こちらは世界最先端の3Dフードプリンターです。魚のすり身や魚介の粉を使って、思い通りの寿司ネタを作ることが可能です。こちらのバスタブ型のプリンターでは、ウニなどの柔らかい食材も再現できるといいます。
山形大学 古川教授:「粉ですと長期保存が可能ということで、フードロス削減につながるということなんですね。あと食べる量しか作らないので、食べ残しがなくなりますね」
現在、1つのネタを作るのに10分以上かかるため、今後改良が期待されます。そしてこちらのブースには、もう一つの目玉が。廃棄される食品を生かしたクラフトビールを製造する会社が、浅草の製麺所で出る端材を 使ってビールを醸造。麺の端材を使ったビール、味のねらいは?
坂本さん:「せっかくだったらラーメンに合うビールがいいねってことで、醤油ラーメンに合うビールを目指そうと」
サステナブルで美味しいものが楽しめるこちらのイベントは、5月21日(日)まで開催されました。
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