グーグルの動きでも注目されるAIに関して、日本最大級というAIの展示会が東京ビッグサイトで開催中です。「AI」が私たちの暮らしをどう変えるのか?その可能性を探ってきました。
江東区の東京ビッグサイトで開催中の「AI・人工知能EXPO」は、国内外から100社を超える企業が出展する日本最大級のAIの展示会です。今年のトレンドは、やはり「チャットGPT」を使った製品で、質問にAIが瞬時に答えてくれる技術を生かした最新の製品が数多く紹介されています。
こちらはコールセンターのシステム開発を行う企業が、2月に発売した電話応対サービスです。電話の会話をAIが文字化し、質問に対し、リアルタイムで音声で答えてくれるという仕組みで、開発に約1年半かかったということです。AIが電話対応を担うことでその分の人出が必要なくなり、人が対応すべき電話を選別してくれることで、業務の効率化が図れます。
さらに、最新のAI技術は様々な分野での業務をサポートしてくれます。こちらは、食品などの分野で検品の作業をしてくれる外観検査機です。熟練の従業員の高齢化や、人手不足の問題解決に役立つと期待されています。回転するガラスの上に検査の対象物を乗せると、上下2台のカメラが撮影し、形がおかしくないか、瞬時にAIが識別してくれます。
急速なスピードで進化するAI技術。これからの私たちの暮らしをどう変えていくのか、たくさんのヒントが会場にありました。
主催者:「こういう場合にはこういうAIを使った方がいいんだとか、こんなことがそもそもAIでできるんだとか、思いも寄らない出会いがあるのが展示会のよさだと思っているので、是非積極的に色んな出展者と話していただきたい」
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