こどもの日の5月5日、都内では今年一番高い最高気温を記録しましたが、各地で開かれたイベントに参加した子どもたちは、暑さに負けず満喫したようです。

日野市にある多摩動物公園には多くの子どもたちの姿が。5日に開園記念日を迎えたこの園では、入園料無料で来場者を迎え入れました。

キリンやチンパンジーなど様々な動物に夢中になる子どもたち。その一方で日陰で休むライオンに水につかるサイも…。それもそのはず、5日の都内は気温が上昇。多摩動物公園近くの八王子市や青梅市では、今年最高となる最高気温28.4度を観測しました。

一方、新宿区の国立競技場では…号砲に合わせスタートし一生懸命に走る子どもたち。走っているのは、2年前の東京オリンピックで選手が疾走した国立競技場のトラックです。

新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった「瞬足ドリームフェスタ」。5日は幼稚園児から小学6年生の子どもたち約1000人が参加しました。子どもたちは学年ごとに分かれ、短距離走のタイムを計ったり、順天堂大学の学生に早く走れるコツを教えてもらったりと、普段なかなか入ることができない国立競技場のトラックを満喫しました。

しながわ水族館で開催されているレトロがテーマの展示会では、子どもたち以上に大人たちが大興奮です。

昭和と平成の時代にブームとなった生き物たちの展示会。「ウーパールーパー」の別名でお馴染みのメキシコサンショウウオなど、15種約200点の水の生き物たちが集まりました。水槽もレトロを意識したデザインに。平成時代に流行したポケベルをイメージしています。また、当時のダイヤル式黒電話も展示されていて、隣のブースの電話と実際に会話もできます。昭和・平成・そして令和と、世代を超えて楽しめるこの特別展は、5月7日まで開催されています。