おしゃれも仮想空間で楽しむ時代になるかもしれません。ファッション業界の商談会が開催され、メタバースを利用したサービスが登場しました。
江東区の東京ビッグサイトで開かれた「ファッションワールド東京」。世界中からアパレル関連など750社が出店する中、注目を集めたのが「FaW TOKYO」。ファッションに仮想空間=メタバースなどを取り入れたサービスが並びました。
メタバース上に作られた店舗では、3Dモデルで作った商品が陳列され、生地の質や色味を実感することができます。そのこだわりについて店員は「グラフィックにリソースを使っているので、アパレルブランドでは生地の素材感をそのまま伝えるなど、写真のような表現で商品や空間を見せることができます」と話しました。今年の秋以降の本格運用を目指しているといいます。
さらに、商品を買う時の試着にもデジタル技術が活用されています。AI=人工知能が首や鎖骨の位置を読みとり、アクセサリーやヘアカラーなどを試すことができるということです。
ファッション業界で進むデジタル化、その進化で新しい買い物の形が広がりそうです。
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