五輪会場が改修を経て、新たなスタートです。東京五輪・パラリンピックで競泳などの競技会場となった江東区の東京アクアティクスセンターが、改修工事を終え、4月4日開業しました。

東京大会の水泳の競技会場となった、江東区辰巳にある東京アクアティクスセンター。東京都が運営する施設として、大会の後、一般利用に向けた改修が行われ、4日再開業しました。記念セレモニーには小池知事も出席し、今後、国際的な大会など、様々な水泳大会の舞台となることに期待を寄せました。
「水泳の新たな聖地として国際大会、国内トップの大会を多数開催していく。たくさんの感動が生まれることを期待しています」
東京オリンピック・パラリンピックの開催から約1年半…東京アクアティクスセンターはどう変わったのでしょうか?
「こちらが開業する東京アクアティクスセンターのメインプールです」
アリーナには、メイン用とダイビング用の2つのプールが備わっています。50メートルプールは壁を動かせる機能があり、2つの25メートルプールにすることができます。
さらに床も動くため、水深を0メートルから3メートルまで変更できるなど、世界でも最高水準の水泳場となっています。
東京大会では観覧席が1万5千席設けられましたが、改修を経て現在は5000席となりました。また選手たちの調整用に使われていたサブプールは、メインプールと同じ機能が備わっているため、同じ時間にそれぞれ別の大会を開催することも可能だということです。
4月18日からは一般向けに開放が始まる東京アクアティクスセンター。その利用はどこまで進むのでしょうか?