高校生が提案するビジネスプランを評価するコンテストで受賞した生徒が、東京都の小池知事を訪問しました。知事は生徒の今後に期待を寄せています。
小池知事の下を訪れたのは「高校生ビジネスプラン・グランプリ」を受賞した東京都内の生徒たちです。このコンテストは若い世代のビジネスや起業への興味関心を高めるために日本政策金融公庫が毎年開催しているものです。
今回5000件近い応募の中から最も評価されたのは中央区にある都立晴海総合高校のアイデアで、フィリピンの貧困問題を解決するプランを提案しました。一方、都知事賞を受賞したのは練馬区の早稲田大学高等学院です。考案した新しい配送システムは通学中の生徒を活用するというもので、生徒は大手運輸会社が運んできた荷物を受け取り、次の目的地までを運ぶ役割を担います。「ついで」にお金を稼ぎたいという高校生の心理を活用し、配送業界の人手不足の解消を狙います。小池知事は「今回のプランが実装されるように工夫を重ねてほしい」と、今後の展開に期待を寄せました。
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