古坂大魔王さんが特別授業 「やめなければなんとかなる」

2023.03.06(月)

10:00

 調布市の小学校でお笑い芸人の古坂大魔王さんが特別授業でを行い、子どもたちに「夢を信じる力」の大切さを伝えました。

 調布市の小学校でお笑い芸人の古坂大魔王さんが特別授業でを行い、子どもたちに「夢を信じる力」の大切さを伝えました。

 調布市の若葉小学校で大勢の児童から拍手とハイタッチで迎えられたのは、お笑い芸人として活躍する古坂大魔王さんです。古坂さんによる特別授業は大手音楽会社のエイベックスが2月から始めた教育プログラムの一環で、所属するタレントが講師となって、子どもたちに才能や夢を信じる力の大切さを伝えます。

 お笑い芸人を目指し、高校卒業後に青森から上京したという古坂さんでしたが、成功するまでは長い道のりでした。古坂さんは「30年前に東京に来た。そこからいろんなことがあって『PPAP』で知ってもらえたのが7年前。つまり23年間ぐらいいろいろ苦しんだんですよ」と子どもたちに語り、再生回数1億回以上、世界中で大ヒットをした『PPAP』を歌う「ピコ太郎」のプロデュースで成功するまで20年以上かかったことを明かしました。

 夢を諦めずにお笑いを続けたことが、遠いアフリカの地にまで笑いを生み出す未来につながりました。古坂さんは「何が成功したかよく分からない。ただ1個だけ言えることは、僕はやめなかった。とりあえずやめなかったんです。最後の最後までとりあえずやめない。これが一番いいなと。やめなければなんとかなるんですね」と子どもたちに語りかけました。

 成功を信じ続けた古坂さんの思いは授業を受けた子どもたちに届いたようです。参加した児童は「挫折とかいろいろあると思うけど環境のせいにせず、やり遂げたのはすごいなと思いました」「最後まで諦めなければきっと夢はかなう。自分も夢がたくさんあるので、これから大人になる時にそれを信じて夢がかなうように努力していきたい」などと感想を語りました。

((c)avex:映像使用許諾済み)

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