神代植物公園で「梅まつり」3月5日まで 「椿ウィーク」「さくらまつり」早春の催し続々

2023.02.24(金)

17:00

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は、神代植物公園で開催中の「梅まつり」や、東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」では神津島の魚醤を紹介しました。

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今回は、神代植物公園で開催中の「梅まつり」や、東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」では神津島の魚醤を紹介しました。

◆神代植物公園 早春の催し 梅まつり・椿ウィーク・さくらまつり

神代植物公園では、早春に開花する花々の開花時期に合わせた催しが行われます。

神代植物公園の「梅まつり」は、約70品種、160本のウメが植えられている公園内の梅園で、3月5日(日)まで行われています。期間中の土曜日と日曜日には、温かい飲み物やお菓子、お土産などを販売する梅見茶屋が登場します。

250種、620本の様々なツバキが見ごろを迎える「椿ウィーク」は、3月11日(土)~19日(日)に開かれ、14日(火)からは、ツバキの鉢花や切花を展示する「神代つばき展」が行われます。

そして、約60種類、750本のサクラが見ごろを迎える「さくらまつり」は、3月25日(土)から行われます。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/18/07.html
https://www.tokyo-park.or.jp/event/51766.html
https://www.tokyo-park.or.jp/event/51767.html




◆特別企画「職人のいぶき」 #33 魚醤

東京の伝統工芸品などを紹介する特別企画、「職人のいぶき」。今回は、鍋に良し、炒め物に良し、隠し味にも良しの調味料、魚醤です。

料理に魚介の香りと味わいを少し加えるだけで、味の印象を変えることができる、魚醤。その魚醤が、今、関東の割烹料理店などを中心に、話題になっているんです。それは、漁業の盛んな東京の神津島育ちの一人の漁師によって作られていました。その繊細な技巧からは、職人たちの息遣いが聞こえてきます。

都心から南へ178km。東京都に属する神津島。この島で初めて魚醤作りを始めた、神津島生まれの漁師、浜川一生さん。漁業が盛んな神津島は、日本有数のキンメダイの産地として知られています。4年前、漁獲量が上がり、キンメダイの価格が暴落したときに、何かできることはないかと、いちから魚醤作りを始めました。

(浜川一生さん)「作り方も全然、分からなくて、最初に(魚醤を)作ったときに、表面に真っ白いカビみたいなものが出て、それを捨ててしまった。よくよく調べてみたら、それが産膜酵母菌というもので(捨てなくてもよかった)、そういうのも結構ありました」

1年間、試行錯誤するうちに、隠し味に神津島の天然水を加えることで、まろやかでコクのある味わいになることを発見しました。

こうして、ようやく完成した魚醤は、貴重なキンメダイの香りと旨味が話題となり、最初に製造した300本、全てが完売。その珍しいキンメダイの魚醤は、家庭だけなく、日本料理店でも使われるように。

(料理人・近藤昌弘さん)「旨みとコクが凝縮されている感じで、すごく料理に使いやすい」

(浜川一生さん)「魚醤を卸しているのは、関東一円だけ。それが全国的に広がりをみせて、将来的には海外まで販路を広げたい。神津島のキンメダイが、日本のキンメダイになってほしい」

神津島のキンメダイを世界へ。そこには、職人のいぶきが感じられます。

都庁第一本庁舎内にある、都内62の区市町村の特産品を扱う、「TOKYO GIFTS 62」。このギフトショップでも、魚醤を取り扱っています。

関連リンク
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/tokyogifts62/product/85/






番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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