墨田区の両国国技館で大相撲・元横綱白鵬の宮城野親方が主催する相撲大会が行われました。
大相撲の聖地・両国国技館で行われた少年相撲大会。宮城野親方が現役だった白鵬時代から開催されている大会で、コロナの影響で2021年は中止、2022年は規模を縮小したため、国技館で行われるのは、今回で3年ぶり13回目となります。
日本全国、更には海外から、900人を超える少年力士たちが参加。小学生は学年ごと、そして中学生の部と、それぞれの部で白鵬の冠がついたトロフィーをかけ、一発勝負のトーナメントで争いました。中には、健闘及ばず惜しくも敗れ、悔し涙を流す子供や少しケガをした子供の姿も。それでも、最後まで諦めずに全力で戦った小さな力士たちに宮城野親方をはじめ、観客たちからも温かい拍手が送られました。小学1年生の部で優勝した大田区・小池小学校の青柳くんは「すごく嬉しい。将来、白鵬さんみたいになりたい」とコメント。また、今年から新たに設けられた幼児の部で見事優勝し、初代王者となった幼児が通う道場のスタッフの目には涙が…。
幼児の部の上位の選手たちは、宮城野親方から直々に稽古をつけて貰えました。この大会のテーマは「君たちは未来への宝だ」。未来を担う宝物たちに胸を貸す親方の顔には終始笑顔が浮かんでいました。
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